
「学校の歯科健診で歯並びを指摘された」「前歯の生え変わりが気になる」——お子さんの歯並びの相談は、あごの成長が続いている時期にこそ選択肢が多いといわれます。谷町四丁目駅(谷四)・天満橋駅の周辺には、小児矯正(こども矯正)に対応する歯科医院が6院あり、取り扱う装置や得意とする年齢帯は医院ごとに異なります(公開情報)。
このページでは、「いつから相談するか」「いくらかかるか」「どんな装置があるか」「どこに相談するか」の順に、成長期の矯正治療の基礎知識(1期治療・2期治療、装置の種類、費用の確認ポイント)とエリア内の対応医院をまとめました。
- 相談の目安:前歯が生え変わる6〜8歳ごろ。受け口(反対咬合)は3〜5歳ごろからの相談が勧められることも。気になった時点で、年齢を問わず相談できます。
- 費用相場:1期治療 約10万〜60万円+検査・診断料 10,000〜65,000円+調整・観察料 約3,000〜10,000円/回(自由診療)。2期に進む場合の差額の扱いを先に確認。
- 治療の段階:1期(6〜12歳ごろ・あごの成長を利用)→観察期間→2期(永久歯が生えそろってから)。1期で土台を整えると2期が不要・簡単になる場合があります。
- 装置:拡大床/機能的マウスピース(マイオブレース・プレオルソ)/小児用アライナー(インビザライン・ファースト)/固定式。取り外し式は家庭での装着時間の管理が結果を左右します。
- 対応医院:谷町四丁目駅・天満橋駅の周辺で6院(公開情報)。一覧は下のとおりです。


谷町四丁目駅(谷四)周辺で小児矯正・こども矯正に対応する歯科医院(6院)
医療法人田中歯科医院
公式サイトによれば小児矯正に力を入れており、機能的マウスピース装置「プレオルソ」を取り扱っています。管理栄養士による食育面の支援も特徴として挙げられています。
公式サイト:tanakadent.com
谷町四丁目なかたに歯科・矯正歯科
2023年11月開院。公式サイトによれば小児矯正の相談に対応しており、成人矯正(インビザライン・ワイヤー)とあわせて家族で相談できる体制です。
公式サイト:nakatani-dental.jp
&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科
公式サイトによれば小児矯正・小児歯科に対応し、小児向けの診療スペースを備えています。土日も診療しているため、平日に通院が難しい家庭でも相談しやすい体制です。
公式サイト:and-dc.com
トモコ歯科医院
院長をはじめスタッフ全員が女性の歯科医院。公式サイトによれば、あごの成長する力を利用した小児矯正と、口呼吸・舌の位置など「お口の癖」に働きかけるマイオブレースによる口腔育成に対応しています。お子さんの発育を診ながら開始時期を相談できる点が特徴です。
詳しい紹介:トモコ歯科医院の特徴と診療内容
大阪天満橋Y&Y歯科・矯正歯科
公式サイトによれば、乳歯列期から永久歯列期まで段階に応じた小児矯正に対応し、矯正の無料カウンセリングを実施しています。
公式サイト:yy-dental.jp
ちかファミリー歯科+Kids
名称のとおり子どもの診療に対応するファミリー向け歯科医院で、小児矯正の相談にも対応しています。
公式サイト:chica-familydental.com
成長期の矯正治療の基礎知識——1期治療・2期治療と装置の違い
拡大床(床矯正)を谷町四丁目・谷四エリアで相談する際の費用・期間の目安と確認点は谷町四丁目・谷四で床矯正を相談するときで解説しています。
1期治療と2期治療
小児矯正は一般に、乳歯と永久歯が混在する時期(おおむね6〜12歳ごろ)に行う1期治療と、永久歯が生えそろってから行う2期治療に分けられます。1期治療はあごの成長をコントロールして永久歯が並ぶスペースを整えることが目的で、2期治療は歯そのものの位置を整える仕上げの治療です。1期治療で土台を整えることで、2期治療が不要になる、または簡単になる場合があるとされています。詳しくは成長期の矯正治療はいつから?をご覧ください。
装置の種類——「歯を動かす装置」と「癖を整える装置」
小児矯正の装置には、あごを広げる拡大床、固定式の装置、小児用マウスピース型矯正装置(インビザライン・ファーストなど)に加えて、マイオブレースやプレオルソのような「機能的マウスピース装置」があります。後者は歯を直接動かすというより、口呼吸・舌の位置・飲み込み方といったお口の癖(口腔習癖)に働きかけて歯並びが乱れる原因を減らすことを目的とする装置です。両者の違いはマイオブレースとプレオルソの違いで詳しく解説しています。
| 装置 | 主な目的 | 取り外し | 装着の目安 | 主に使う時期 |
|---|---|---|---|---|
| 拡大床(床矯正) | あごの幅を少しずつ広げ、永久歯が並ぶスペースを確保する | 取り外し式 | 家庭での装着時間の管理が前提 | 1期治療(混合歯列期) |
| 機能的マウスピース装置(マイオブレース・プレオルソ) | 口呼吸・舌の位置・飲み込み方など、お口の癖に働きかける | 取り外し式 | 日中の決められた時間+就寝時(プログラム・医院の指示により異なる) | 1期治療(乳歯列期〜混合歯列期) |
| 小児用マウスピース型矯正装置(インビザライン・ファースト) | 歯そのものを動かす | 取り外し式 | 1日20時間以上 | 1期治療(混合歯列期) |
| 固定式(ワイヤーなど) | 歯の位置を細かく整える | 固定式 | 装着時間の管理は不要。装置まわりの歯みがきに手間 | 主に2期治療 |
装置の選択は、年齢・生え変わりの段階・歯列の幅の不足量・お子さんが取り外し式を使い続けられるかで変わります。どの装置にも、装着初期の違和感や痛み、発音への影響があり、広げたあとは後戻りを防ぐ期間が必要です。装置ごとの詳細は小児矯正の装置の種類にまとめています。
費用の確認ポイント
小児矯正は原則自由診療で、1期治療・2期治療それぞれに費用がかかる料金体系が一般的です。1期治療の目安は約10万〜60万円で、これに検査・診断料(10,000〜65,000円程度)と、通院ごとの調整・観察料(約3,000〜10,000円)が関わります。「1期から2期へ進む場合の差額」「観察期間中の来院費用」「装置を壊した・失くした場合の再作製費」を含めて、開始前に総額の見通しを確認しておくと安心です。内訳は小児矯正の費用はいくら?、医療費控除の考え方は小児矯正は医療費控除の対象になる?をご覧ください。
こんなサインがあれば、まず相談を——保護者のチェックリスト
- 学校の歯科健診で「歯列・咬合」にチェックがついた(受診の目安と流れ)
- 前歯が重なって生えてきた・永久歯が生えるスペースが足りなさそうに見える
- 受け口(反対咬合)や出っ歯が気になる(受け口は早めの相談を/出っ歯の子どもの矯正)
- 口がぽかんと開いている、口呼吸・指しゃぶり・舌の癖がある(歯並びが悪くなる原因)
- かみ合わせが横にずれている、と健診や歯科医院で言われた(交叉咬合を指摘されたら)
- 何歳から・どの装置で始めるべきか、複数の医院の説明を聞き比べたい
「様子を見ましょう」と言われた場合も、次に何を確認するのか・いつ再評価するのかを聞いておくと、相談の意味がはっきりします。
よくある質問——開始時期・費用・2期治療・保険・装置の違い
Q. 子どもの矯正は何歳ごろに相談すればよいですか?
A. 日本矯正歯科学会は、かみ合わせや歯並びが気になったら年齢を問わず早めに専門家へ相談することを勧めています。目安として、前歯が生え変わる6〜8歳ごろに一度検査を受けると、あごの成長を利用した治療(1期治療)の判断がしやすくなります。受け口(反対咬合)は3〜5歳ごろからの相談が勧められることもあります。
Q. 谷町四丁目(谷四)で小児矯正の1期治療にかかる費用相場は?
A. 1期治療の目安は約10万〜60万円で、これに検査・診断料(10,000〜65,000円程度)と、通院ごとの調整・観察料(約3,000〜10,000円)が加わります(自由診療)。1期から2期に進んだ場合に1期分が差し引かれるか別建てかで総額が大きく変わるため、見積もりの前提をそろえて確認してください。中央区全体での探し方は大阪市中央区の小児矯正にまとめています。
Q. 1期治療だけで終わりますか?2期治療は必ず必要ですか?
A. 1期治療であごの成長をコントロールして永久歯が並ぶスペースを整えると、2期治療が不要になる、または簡単になる場合があるとされています。ただし永久歯が生えそろった段階で歯の位置を整える必要が残れば2期治療に進みます。1期と2期のあいだに数年の観察期間が入ることが多く、開始前に「2期に進んだ場合の費用の扱い」を確認しておくと安心です。
Q. 小児矯正に健康保険や医療費控除は使えますか?
A. 小児矯正は原則として自由診療で、保険が適用されるのは厚生労働大臣が定める先天性疾患に起因するかみ合わせの異常、前歯3歯以上の永久歯萌出不全、顎変形症で外科手術を併用する場合の3類型に限られます(歯列矯正に保険は使える?)。一方、子どもの成長を妨げるかみ合わせの治療など、治療目的と認められる矯正費用は医療費控除の対象になる場合があります。対象の考え方は小児矯正は医療費控除の対象になる?をご覧ください。
Q. マイオブレース・プレオルソとインビザライン・ファーストはどう違いますか?
A. マイオブレースとプレオルソは、口呼吸・舌の位置・飲み込み方といったお口の癖に働きかける「機能的マウスピース装置」で、日中の決められた時間と就寝時に装着する設計が基本です。インビザライン・ファーストは小児用のマウスピース型矯正装置で、歯そのものを動かすことを目的とし、1日20時間以上の装着が前提です。目的が異なるため、お子さんの状態に合わせて医院で選びます。取り扱いのある医院(マイオブレース:トモコ歯科医院など/プレオルソ:田中歯科医院など)にご相談ください。
Q. 「こども矯正」「小児矯正」「小児歯科」は違うものですか?「谷四」は谷町四丁目と同じ?
A. 「こども矯正」と「小児矯正」は同じ治療を指す言い方の違いです。医院の診療案内では「小児矯正」と表記されることが多く、保護者の方が検索するときは「こども矯正」「子供の矯正」と入力されることが多い——という差があるだけです。「小児歯科」はむし歯の予防・治療を含む子どもの歯科全般を指し、小児矯正はその中の歯並び・かみ合わせの分野にあたります。「谷四(たによん)」は谷町四丁目の略称で同じエリアです。どの言い方で探している場合も、このページの一覧がそのまま候補になります。
トモコ歯科医院(谷町四丁目駅 徒歩約7分・天満橋駅4番出口 徒歩5分)
院長をはじめスタッフ全員が女性の歯科医院。公式サイトによれば、あごの成長する力を利用した小児矯正と、マイオブレースによる口腔育成に対応し、お子さんの発育を診ながら開始時期を相談できます。平日は19:30まで、土曜は16:30まで、第1・3日曜も午前中に診療しています(診療時間は変更となる場合があります)。
費用・開始時期は検査・診断によって異なるため、医院から直接説明を受けてください。
※本ページはトモコ歯科医院から写真・公開情報の提供を受けて作成しています。掲載は医院の優劣を示すものではありません(運営者情報・編集方針)。
参考情報
- 公益社団法人 日本矯正歯科学会 jos.gr.jp
- 公益社団法人 日本小児歯科学会 jspd.or.jp
- 厚生労働省 健康づくり支援ネット kennet(歯・口腔の健康) kennet.mhlw.go.jp
本ページは各医院の公式サイト等の公開情報に基づいて編集部が作成した地域情報であり、医学的な診断・治療の代替となるものではありません。掲載内容は2026年10月時点の情報です。費用・期間は一般的な目安であり、診療内容・費用・開始時期の判断は必ず各医院にご相談ください。